僕が眠るとき

僕は、このおもちゃが大好き。
鎌倉ハウスについてきたんだけど、先っちょに綿ロープがついているのが、分かる?ここが、一番、大好き。ままのおっぱいなのかなあ。このまんま、くわえていると、とっても眠たくなってくるの。前はね、抱っこするのに一生懸命だったけど、僕も大きくなったでしょ。だから、前足で押さえるだけにしているよ。
てふままに、声をかけられると、目を開けなくちゃって、思うんだけど・・・

やっぱり、我慢できなかったよ。
僕が生まれたのは、11月27日、秋の終わり。僕の兄弟や本当のままは、どこにいるのかなあ。淡路市にママはいるはずなんだけど。パパは、博多だから、とっても遠いや。パパやおばあちゃん、おじいちゃんは、皆、頑張って、ショードッグになって、CHだったりするけど、僕は、アンダーだからね。いつまでも、新しいお家が見つからなかったんだ。でも、僕、泣かないよ。吠えないよ。咬まないし、ゲージの中でも、ずっと一人で、黙ってお留守番できるもん。みんなが帰ってきたら、口に何かクワエテ、お出迎えするんだ。だって、僕一人のお迎えじゃ、申し訳ないって思うから。てふんとこのみんなは、僕を大事にしてくれるけど、・・・でも、本当のママに・・会いたいな。

夢の中で逢えますように。